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2023年を振り返る:ロマン優光連載272

連載
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272回 2023年を振り返る

2023年もそろそろ終わり、今回の原稿が今年最後に配信される回にあたる。非常にありがちで知恵がない感じだが、この連載を中心に今年の振り返りをやってみようと思う。

特定の事柄について触れたものとしては、ジャニーズ事務所についてが一番多く、テーマになったのが4回。ジャニー喜多川性加害問題の告発が、いかに社会に大きな影響を与えたかということだろう。そのうち2回はファンについての原稿だ。自分がアイドルオタクなので、いわゆる「推し」に何かが起こったとき、「推し」が何かやらかしたときにオタクはどうあるべきかを考えたり、オタクが実際にどう振る舞ってしまうかの観察に興味がいってしまう。

ジャニー喜多川氏の性加害問題~オタクはこういう時に何ができるのか~:ロマン優光連載236
故・ジャニー喜多川氏の性加害に関する動きが、BBCのドキュメンタリー、文春の告発記事、元・ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏によって行われた日本外国特派員協会での記者会見と続き、注目を集めています。ジャニーズ事務所から出された声明はコンプライアンス等の言葉を散りばめながら、何も具体的な話がされていない、何も語ってな...
ジャニーズ擁護を頑張る人々:ロマン優光連載255
255回 ジャニーズ擁護を頑張る人々 ジャニー喜多川性加害問題について、ジャニーズ事務所に依頼された第三者委員会である「外部専門家による再発防止特別チーム」による記者会見が8月29日に行われ、ジャニーズ事務所のHPで調査報告書が公開された。 調査報告書の内容としては、性加害の実在を認め、再発防止のための提言がされている...

政治がらみは、れいわローテーション、政治家女子48党、撤回された埼玉の子育て条令、原口一博氏の陰謀論への傾倒、ブックオフに絡んでの杉並区議員・わたなべ友貴氏の発言などを取り上げている。また、杉田水脈氏について間接的に何度か触れている。

「ブックオフで買った」というのは無駄な情報だから作者本人に伝えなくてもいい:ロマン優光連載246
作者本人に作品を「ブックオフで買いました(中古で購入しました)」と伝えることの是非についてTwitter上の一部で話題になっているようです。 個人的な考えでは「別に相手に伝える必要がないことをわざわざ本人に伝えなくていい」ということに尽きます。 これで終わるとさすがにどうかと思うので、もう少し細かく考えていきますね。 ...
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作品レビュー的なものが、映画は『シン仮面ライダー』『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』『ゴジラ-1.0 』『首』の4本。 Netflixのオリジナルドラマ『サンクチュアリ』、漫画は2回で岡田索雲氏の『アンチマン』と寺沢武一氏の追悼の意味をこめて書いた『コブラ』。『首』と『コブラ』についての原稿が個人的には気に入っている。

北野武監督作『首』は面白い:ロマン優光連載268
268回 北野武監督作『首』は面白い 『首』はすごく変な映画だった。これを受け入れられない人がいるのはわかる。この作品がいわゆる「映画」になっていないからだ。だから、本格的な時代劇・歴史劇や北野武映画を求めていた人の評価が低くなる場合があるのは理解できるというものだ。 ただ、個人的には面白かったし、興味深い作品だった。...
コブラ、そして俺とサイコガン:ロマン優光連載257
257回 コブラ、そして俺とサイコガン (ガリア) 「まてよ コブラ その 運てえやつに 負けた時は どうするんだ」 (コブラ) 「笑って ごまかすさあ!」 (「異次元レース」より) 宇宙を股にかけて暴れる一匹狼の宇宙海賊。左腕にサイコガンを持つ男。 男の名はコブラ。子供の頃に出会った「大人の男」たちの最初の一人にして...
NetflixのWebドラマ 『サンクチュアリ -聖域-』が面白かった:ロマン優光連載239
変な髪型をした半裸の不思議な体型の大男たちが奇妙な儀式を行った後に掴み合う相撲というものは、子供心に不思議なものだったわけだが、年を重ねる中で相撲に関する色々なことを知っていくにつれ、本当に不思議な慣習に満ちた異世界のものだなという認識を強くしていった。 相撲というものは純粋な武道でもなく、純粋な神事というわけでもない...

あとはその時々でネットで話題になっていた事件、人物などに触れているわけだが、いわゆる「アンフェ」について触れることが多かった年であった。

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