皆一様にベリーショートで、まるで軍隊のよう。これは、高校野球の話ではない。高校女子バレーのお話だ。2023年春高バレーで露呈した、気持ち悪すぎる現状に警鐘を鳴らしたい。
スポーツ刈り女子だらけの異様な光景
1月4日から8日にかけて行われた2023年春高バレー。男子は駿台学園、女子は古川学園が優勝と、特に古川学園の23大会ぶりの優勝が話題になった。
しかし、何より注目を集めたのは古川学園をはじめ女子バレー強豪校のベリーショート率の高さであった。皆一様にスポーツ刈りで、まるで軍隊のようなのだ。
多様性を尊重する昨今の流れと逆行するかのような、春高女子バレー部の異様に、ネットでも「高校バレー見かけたけど、女子バレーはみんな髪短いよねえ。高校野球の丸刈りより統一感がある」「女子バレー部のひとってなんで全員髪短いの?罰ゲーム」などの声が上がっており、同時期に行われていた高校女子サッカーの選手が様々な髪型でプレーしていたのとは対照的だとも言える。
元バドミントン選手の花田真寿美氏もニュースサイト「THE ANSWER」にて「特に、バレーボール選手は今も(頭髪規制が)残っていると感じますし、以前に元バレーボール選手は『監督が怖かった。もちろん、現役時代にメイクなんて絶対ダメ』と言っていました。風潮として好ましくないと思いますが、それに声を上げる人もいない印象です」と語る。