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韓国女性DJ SODAのセクハラ被害を日本が無視できない事情と実力

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「そんな格好しているから触られるんだ」「被害者にも悪い点が」そんな日本人のセカンドレイプ根性に直面しているDJ SODA。しかし彼女は我々の想像を超える超大物DJであることをご存知か。もはや今回の被害が「人権」という名の黒船を呼び寄せかねない局面なのだ。はっきり言って、日本人は事態の深刻さを直視できていない。
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胸を触られた露出度が高いDJ SODA

「韓国女性DJのセクハラ被害」。そんなキーワードがひときわネットを揺るがせている。

まずは簡単に事の顛末を整理しよう。

8月11日~13日に大阪で行われた音楽フェスティバルにて、出演者のDJ SODAが観客から胸などを触られる事件が発生。X(旧ツイッター)で被害を訴えたDJ SODAのツイートは大きな波紋を呼び、イベント主催会社も声明を発表。厳格な態度で法的処置を取ると明言し、「今回の犯罪行為に及んだ方については、様々な角度から犯行現場をとらえた映像があります」「すみやかに警察署に出頭し、また当社にご連絡ください」と呼びかけた。

加害者の映った動画は広く拡散されており、身柄の確保も時間の問題だろう。しかし、本件の論点は加害者が捕まれば終わり、というものではない。DJ SODAの露出度の高い衣装について多くの議論が巻き起こっているからだ。

たしかにDJ SODAは常日頃から露出が多く、ボディラインを強調した衣装を着用している。さらには彼女がインフルエンサーとして振る舞うSNS上においても日本を含む多くの地域で「露出狂」「変態」と罵られかねない服を着用している。

日本ではネットの声にも「鍵をしてない家に泥棒に入られてるようなもので、じゃあなんで鍵しなかったのっていう自衛の話になるでしょう」など、「触られるほうも悪い」といった類の本音を垣間見せるものが多い。

これに彼女は言う。

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「私がどんな服を着いたとしても、私に対してのセクハラと性的暴行は正当化できない」「ウォーターフェスティバルで露出している服を着る事が間違っているの?私は自分が着たい服を着る自由がある」

と、まったくの正論と言う他ない。

しかしここは痴漢天国・日本だ。

「ちょっと触られたくらいでしょう。そんな大騒ぎするようなことじゃない」

そんな調子で、なあなあにスルー。話はおしまい。それが日本国民のスタンダードだったはずだ。ではなぜ今回はこんなに社会問題化しているのか。主催者も厳格な態度を見せているのか。それはDJ SODAが無視できないほどの実力者・権力者だからであり、世界の望む「女性のエンパワーメント」を具現化した存在だからなのである。

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