具体的な理由が続々
理由1 翔陽戦のラスト1分50秒も両チーム無得点
桜木が初めて試合でダンクを決めた(結果はファールで退場)余韻を残すためか、その後1分50秒も両チーム無得点で終了。少年バスケでもそんな長時間ノースコアはあり得ない。試合のラスト1分ってバスケで一番面白いところなのに、それをナレーションの1コマで終わらせて名作なわけがない。
理由2 名門なのに監督がいないしエース藤真が先発出場しない
県内屈指の名門・翔陽に監督がいないのは、まあ百歩譲っていいとして、エースの藤真が前半監督に専念する意味がわからない。デカい選手を並べるだけの無能采配しかしていないのだから、最初から出場すればよい。藤真が最初から出ていれば翔陽が勝っていたみたいな風潮だが、藤真が出ている時間帯も25対26で湘北に負け越している。
理由3 全国2位の海南のレギュラーなのにフリーのシュートを外す武藤
海南の牧と神にやられ放題だった湘北がとった作戦は、エースの牧を4人でマーク、牧と神以外のシュートは外れることを祈るというもの。地味な武藤だって海南のレギュラーなのだから、フリーで毎回毎回シュートを外すのはご都合主義。海南が全国2位の実力なら、そんな作戦が成り立つわけない。
理由4 山王戦の湘北覚醒は王者を舐めてるとしか思えない
安西先生にリバウンドの重要性を教わったらそれまで野辺相手にリバウンドを取れてなかった桜木がなぜか取れるようになり、赤木がスクリーンをかけ、流川がパスを覚えて流れが湘北に。いや、それまで王者・山王相手にスクリーンやパスもしてなかったの? 王者を舐めすぎ。パスが選択肢に加わっただけで流川に抜かれる沢北もどうかしてる。
理由5 陵南が練習試合で活躍した小暮を軽視するのは不自然
陵南との練習試合で小暮は活躍しているし、3Pシュートも決めている。なのに、県予選の湘北VS陵南戦、終盤で「小暮はいいから流川につけ」と陵南が小暮をノーマークにして3Pを決められるのは不自然すぎる。ワンパターンな『スラダン』の展開的に、終盤の疲れた流川なんて仙道1人でも、まず抑えられるだろう。
理由6 なぜかゾーンプレスをやめる山王の選手たち
湘北がゾーンプレスに対応できていなかったのに、僅か20点差でゾーンプレスをやめる山王。あれ? 山王って慢心すらない絶対王者という設定では?
理由7 リバウンドの重要性を伝えるだけのために桜木をベンチに戻す安西
試合前に言っとけ〜。わざわざリバウンドが大事と伝えている間に失点しているが…。そして、それで急にリバウンドが取れるようになる桜木。これで「試合がリアル」と言われましても。
理由8 対戦相手がことごとく宮城の穴をつかない
豊玉の板倉や山王の深津は宮城との身長差を利用して楽々シュートを決めてるから、そこ中心に攻めればいいのに、なぜか南や沢北中心の攻撃に固執して敗北。
理由9 安西は無能なのに部員みんなが安西を有能だと思っている
桜木・流川が入部する前から十分な戦力があったにも関わらず、指導にやる気を見せず、三井を見放した無能の極み・安西。こんな無気力顧問を、熱血設定の赤木が慕っているのも矛盾している。
理由10 部員の暴力を組織ぐるみで隠蔽
「バスケがしたいです」が美談のようになってるが、不祥事を起こした責任で湘北は出場停止が妥当。赤木は扉を閉めて事件を隠蔽しているし、悪質性も高い。