凶悪ナンバープレートその8「北九州」
1994年にはパチンコ店などに銃弾を浴びせて組織の恐ろしさを伝え、1998年には公共工事への介入を断った元漁協組合長を射殺。2003年には暴追運動を率いる男性が経営する飲食店に手榴弾を投げ込んで12人が重軽傷を負う事件を起こし、2012年に全国で唯一の特定危険指定暴力団に。同年、住宅街の倉庫でロケットランチャーを隠し持っていたことが発覚した工藤會の本部がある北九州市である。
治安が悪くて当然。
運転マナーが悪くて当然。
今では筑豊を抜いて九州で一番治安が悪いと言われているということからして、筑豊ナンバーを抜いて九州で一番運転マナーが悪いのは北九州ナンバーであろう。
車線変更でウインカーを出さず。停車時にハザードを点けず。北九州では車を買うときに「ウインカーとハザードはオプションですが、付けますか?」と聞かれるとか、聞かれないとか。
北九州ナンバーかつ3ナンバーは“モノホン”なので、何かあっても文句を言わないどころか、近づくことさえ危険。5ナンバーのフルスモークはチンピラだけど、こちらも面倒臭いのでとにかく近寄らない。北九州市は軽自動車がやたらと多く、「まあ、軽なら一般人だろう」と思っていると、とんでもなく面倒臭い人が降りてくるなんてことも多々あるので、舐めないこと。
北九州ナンバーは決して舐めないこと。
福岡市よりも山口方面にくり出すことが多い北九州ナンバー。出張で下関辺りに行ってレンタカーを借りて運転するときは要注意!
文/ダテクニヒコ
初出/実話BUNKAタブー2020年11月号