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私人逮捕:ロマン優光連載266

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266回 私人逮捕

「私人逮捕」。これが担当編集氏からもらった今回のテーマなわけだが、私人逮捕それ自体について何か言うことがあるかというと特になにもない。

目の前でひったくりや痴漢が起き、被害者に「その人つかまえてー!」とか言われたら協力するかもしれないし、わけのわからない恨み言を叫びながら襲ってくる人間から身を守ろうとしていたら結果的に取り押さえることになり私人逮捕に繋がることもあるかもしれない。

しかし、なりゆきでそういう事態になるなら仕方がないが、基本的には避けたほうがいいと思う。

なぜなら危険だから。

逃げるのに必死になってる人間は何をするかわからない。凶器を持ってるかもしれない。だから、警察なり、場所が駅だったら駅員なりに通報して「あの人でーす」みたいに声を出すくらいにしておきたい。

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あと、やりすぎて自分が犯罪者になる可能性もある。その気がなくても相手に怪我をさせたり、最悪死んでしまったら普通に罪に問われるわけで。たとえ相手が犯罪者でも何をしてもいいわけではないので、そこを勘違いしてはいけない。だいたい、私人逮捕の条件を満たしているかなんて素人だからよくわからないし。

なりゆきでそういうことになる可能性もあるが、積極的にやるものではないぐらいの考えである。

私人逮捕について何か言えるとしたらそんなもの。なのだが、編集氏が書いてほしいのはそんなことではなく私人逮捕系YouTuberの話だろうし、もっと言うと先日逮捕された煉獄コロアキ氏の話なのだろう。

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