407回 えっ!車田正美が元担当編集者に約46億円横領されたと提訴!
「え、車田正美が46億円も横領されたって?どうやったら、そんな額を今までバレずに横領できたのさ!」
編集氏からのメールで事件を知り、本当にびっくり!
2026年9月2日、漫画家の車田正美が記者会見で、マネジャーだった元役員М氏に自身が代表を務める3社から2018年から2024年にかけて46億円もの大金を横領されていたと損害賠償を求める訴訟を提起したことを発表。
いくらなんでも、そんな大金抜いてたら他のスタッフが気付くのではないか、「聖闘士星矢」は未だに海外でも人気があるし、「聖闘士星矢」関連のグッズ、パチンコ関連、ハリウッド映画のライセンス契約だけでも相当稼いでいるだろうが、さすがにこの額が横領されて気付かないのはどういうことなのか?
しかし、ことの詳細を知ると「わからなくても仕方がないかも」という気分に。
М氏は集英社の『スーパージャンプ』で2000年から2008年まで車田先生が連載していた「リングにかけろ2」の担当編集者で集英社の契約社員だったという。よくわからないが、私も担当編集者には気を付けて生きていこうと思う。
『スーパージャンプ』は2011年に休刊となるのだが、休刊後の元役員は車田先生の元で働くことになり、会社設立を提案。
株式会社車田プロダクション
株式会社NEXT WING
株式会社K-PROJECT
の3社が立ちあげられることになる。このうち株式会社NEXT WINGがライセンス管理を行う会社だ。ここに一番お金が集まるということになる。
何年から車田先生の元で働きだしたのか、会社を設立した年はいつなのか、このへんの細かい時系列はわからない。ただ、企業INDEXナビの情報によると車田プロダクションや株式会社K-PROJECTと同じ住所にある株式会社NEXT WINGという会社に法人番号が指定されたのが15年、24年に国税庁法人番号データの登録情報が変更されているとある。これは株式会社NEXT WINGの表記ゆれかと思われ、2011年から2015年の間に車田先生のもとで働きだしたのだろう。
М氏は経理、外部との交渉、著作権やライセンスの管理を統括する立場であり、一人で金の流れを把握し、コントロールできる立場にあった。また、車田先生は気難しい人だから全部自分を通すように外部の人間に言っていたという。
車田先生は創作に専念したいという想いがあり、そこを尊重するためか、つけこんだのかは元役員の心境は他人だからわからないが、先生の想いに応える形で会社をつくって、創作以外のことはМ氏が担当することになったのだろう。
いつから横領をしようとしたのかはわからないが、М氏の行動をチェックする人がいない状況は準備されていたということだ。
