単純に客数も7月は97人だったのが8月は81人で、16.5%のダウンです。やはりこういうのはオーナーのやる気によっても大きく左右されるものだと思います。つまり豊洲の新店舗にすっかり注力してしまった結果がこの体たらくというわけです。
ここで毎月恒例のメンエスの累積赤字でどんな車が買えたのかの紹介をしたいと思います。今月は総支払額379万円の日産シルビア(1997年、走行距離10万km)です。全塗装され、車高調エアロ、赤いホイールに交換されたバリバリの走り屋仕様。『頭文字D』の愛読者なら喜んで買うかもしれませんが、普通に考えたらこんなダサいシルビアを379万円で買おうなんて正気の沙汰とは思えません。
つまり何が言いたいかと言えば、人の価値観は多種多様ということに尽きます。車道楽で恥ずかしいカスタム車を400万円近くかけて買うバカもいれば、副業のメンエスで1年で同じくらいのカネを溶かすバカもいるということ。これもまた漢の生きざまです!
では改めて、赤塚の営業を立て直す方策を考えていきたいと思います。今回はカラマーゾフの受付代行をお願いしているジェードの瀧社長にお話をうかがいます。ジェードでは80店以上の受付を担当していることもあり、人気店と不人気店の何が違うのかが客観的にわかっているわけで、その点から助言をいただけたら! お願いします! 瀧社長!
「ちょっと言いづらいですが、正直、他店に比べて一部のセラピストの質はよくないと思います。遅刻や欠勤が多いですし、遅刻したときのLINEでの言い訳も気軽な感じで、反省がまったく伝わってきません。先日、遅刻したことでお客さまのキャンセルがありましたが、他のお店ではそんなこと皆無です。オーナーが優しいと言えばそれまでですが、甘すぎるのは考えものです」(瀧社長)
まったくもって正論です。辞められるのが怖くて、ついつい甘くなっていることは否めません。それに人に嫌われるのって疲れるので、そもそも他人にキツくあたれないんですよね…。