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天才が考えた「ふくらみカルテ」:メンズエステ開業日記16

連載
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もう人生に上がり目が残されてない48歳独身弱者男性(キモくて金のないオッサン)が、副業で一発逆転を目指して、メンズエステ開業に挑む日々を綴った日記です! 負け組が金持ちになるためには、胡散臭いビジネスしか勝たんのですよ。
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第16回 天才が考えた「ふくらみカルテ」

前回の記事で、起死回生の策だったはずの店舗の豊洲移転が頓挫してしまったことで、テンションが下がってしまったことはお伝えしたとおり。

正直、店舗の引っ越しには、かなりのモチベーションが必要なので、一度、心が折れてしまうと、なかなか立て直せないのです。現実的に副業にそんな労力を割いていられないですし。しかも店舗移転にはおよそ70~80万円の追加投資が必要という現実もあります。いくら営業を立て直すための課金とはいえ、現在の赤字380万円に加えての支出は、かなり前向きな気持ちのときしか無理なのです。だって考えてみてください。80万円あれば、結構なことができますよ。

↓連載記事はこちらから↓

そんなわけで、すっかり後ろ向きの気持ちになってしまったこともあり、店舗の移転はひとまず見送りです。しかし現状の赤字経営のまま放置というわけにもいかないので、何らかの手を打つしかありません。

そこで出てきたのが、店名変更です。

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今の「カラマーゾフ」という店に一度来店して気に入ってもらえなかったお客さんは「カラマーゾフ」として営業を続けている以上、再来店はまずあり得ません。しかし店名とサイトを刷新し、電話番号まで変えてしまえば新店と認識してくれるはず。サイトを作り直したり、新しいスマホを契約したりで、多少は経費がかかりますが、店舗移転に比べたら、圧倒的に安上がりです。

そうと決まったら善は急げです。さっそく新しい店名を決めて再出発と洒落込みましょう。

ちなみに読者の皆さまもご存知だと思いますが、「カラマーゾフ」はロシアの文豪ドストエフスキーの代表作の『カラマーゾフの兄弟』から拝借した由緒正しき店名です。このこだわりの店名を捨てるのですから、同等かそれ以上に気が利いたものでないとまずいでしょう。

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