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滝沢ガレソの正体:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載519

連載
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一つ気になるのが、ガレソがまだ問題のポストの削除も謝罪もしていない点。

何らかの確証があって出した情報であり、真実だという自信があるのか、何の根拠もない情報だけど、インプレッションを稼げるし、炎上すればそれはそれでおいしいと思って放置しているのか。後者だとしたら、この「言ったもん勝ち」の風潮、いよいよやばいわね……。メディアが報じない情報を知ることができるという点では、暴露系にも意味があると思うけど、それも、ある程度の情報の裏付けと信憑性があってこそ。みんなが真偽のはっきりしない情報を誰も鵜呑みにせず拡散もしなければいいんだけど、今の状況では自然淘汰は難しそう。

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本人たちがあれだけ否定しても、ネット上にはまだ「そこまで必死に否定するのはむしろ怪しい」という人たちがいるくらいだし……。イーロン・マスクがツイッターを乗っ取って以来、なんだか治安が悪くなる一方だわ。

あと、文春がすかさず「ガレソの正体」に関する記事を出してきたのもすごい。文春さん、常にさまざまなネタをストックしていて、ここぞというタイミングで出してくるんだなあ……と、あらためて思ったわ。くわばらくわばら……。

 

<水曜日掲載>

PROFILE:
エスムラルダ(えすむらるだ)
1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

 

 

 

 

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