大型選挙のたびに、マスコミは「無関心な国民の政治離れ」などと投票率の低下を問題視して嘆くが、このSNS社会では、政治や選挙ほど誰もが興味を持っているテーマはない。政治や選挙の話ほど、多くのインプレッションやリプライがついてきて、過剰な反応に晒されるという実態があるのだ。
正直言って、最近はその反応を見ることがしんどくなってきている。誰かの支援を表明したり、誰かを批判したりすると、その反対意見の人が異常なほど絡んできて、ウンザリすることが多いからだ。
蓮舫に限らず、石丸伸二のことを書いても、暇空茜のことを書いても、そのあとに発生する現象に大差はない（小池知事の支持者は、そこまで反対意見を執拗に言ってこない印象）。どこかの知らない誰かが勝手に怒って、勝手に絡んでくるだけ。一方的な意見をぶつけてくるだけで、そこから何かしらの議論が発展することなんてもちろんゼロ。
しかも、なかには「箕輪の主張の背景には〇〇の影響がある」とか「ホリエモンに言われて箕輪は〇〇を支持してるはず」、「幻冬舎だからきっと〇〇支持のはず」などのメチャクチャな陰謀論を言ってくるバカも多い。
もちろん、ホリエモンが誰かの支持を僕に強制したりとか、幻冬舎が社員に特定の候補者を支持するように命令するなんてことあるわけがない。まともな人ならすぐにデマだと理解できると思うが、こういうデマを真顔で信じるリテラシーの低いバカほど、選挙では大騒ぎして勝手に熱くなっている。
