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赤いきつね炎上:ロマン優光連載329

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「可愛さ」を表現するための手法にすぎないともいえるが、その「可愛さ」事態を男性の欲望に対応したものとして批判する人も当然いるだろう。

「性的」という言葉が強い言葉だったためか、記事中でもピックアップされやすく、それが独り歩きした感はあるが、男女の間の非対称性の問題についての批判が主であり、あのCMがポルノグラフィそのものであるかのように批判してはいない人が多いのでは。一部にミソジニーが過ぎる人も見受けられるが、それを全体のようにするのはフェアではない。

不自然なところ

個人的な感想になるが、音がASMRぽくて嫌だなと思う。ASMRの咀嚼音などは性的フェティシズムと結びつきやすく、そういったことも批判に影響した部分はあるだろう。

部屋着でベルトしてるのは変だし、ヘアバンドとかヘアピン、ゴム紐で髪をとめるほうが自然。これは、微妙にリアルなキャラデザだから感じるので、もっとディフォルメされた絵柄、服装だったら思わないかもしれない。リアルに寄せた方が違和感を覚えやすいものだ。

あと、背景がひどい。存在してなければならないはずのテーブルの脚がなかったり、座椅子が背もたれしかなかったり、ベランダの横に謎の扉。初めて見たとき、なんだかわからない違和感をおぼえたが、これらの不自然さによるものだった。X上でも、そういった部分に対しての批判も多い。

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あまりの不自然さに生成AIを使っているのではないかという説もX上に流れていたが、映像作品の製作元である「株式会社チョコレイト」は2月21日に、

このたび、弊社企画の『赤いきつねうどん』ショートアニメ広告に関し、一部SNS上において生成AIを使用しているとの憶測や、関係者個人に対する誹謗中傷が発生しております。

本作は、すべての制作過程において一切の生成AIを使用しておらず、すべてプロのアニメーター・クリエイターによる手作業で制作されたものです。弊社とクライアントにて検討を進めた企画案に基づき、作品の表現は、制作チームと共に検討・制作いたしました。

という声明を出している。そうなると、予算や製作期間に余裕がなかったため、ああいうおかしなことになったということになるのだが、それはそれで問題なのではないだろうか。

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