出来がいいとは言い難い
CMのターゲットについても色々考えてしまう。男性向けという説もあるが、ああいった「可愛さ」の表現は若年層の女性向けのコンテンツでも見られるものだ。もしかしたら、ああいったアニメ・漫画の表現に慣れ親しんでいる若年層にむけたものなのかもとも思う。
ただ、クオリティ面において出来がいいとは言い難く、CMとしてどうなのかなと思う。
個人的にはああいった表現の作品があってもいいとは思うが、テレビCM、WebCMというのは見る側が選択して観るものではなく、勝手に流れ込んでくるものだ。公共性が高く、できるだけ最大公約数を不快にさせないことが必要とされるものだと思う。選んで観る「作品」とは違う。
そういった努力は感じる。たとえば、女性キャラが動画を見ているのは、頬を赤らめたり、目を潤ませても不自然ではない状況を作るためだと思う。ただ、それが上手くいっているようには思えない。
なんというか、狙ってああなったというより、作品としてうまくいかなかった結果、ああいう風にうけとられるものができてしまった可能性はあると思っている。
CMに対する感想・批評はみんな勝手に言えばいいと思うし、それに対する感想や反論も好きに表明すればいい。ただ、たとえば、山下さんにリプや引用RPで文句を言いに行くような人は最悪だし、山下さんを応援するようなことを送るのはいいけど、山下さんを引用RPして「ツイフェミ」を罵倒したり、リプでそんなことを言うのは、そんなこと通知されても彼女にとって迷惑なのではないか。
山下さんに対してだけではなく、双方ともに自分が気に入らない側の人にわざわざ文句を言いに行ったり、直接でなくても、反対意見を表明するのはいいけど、相手を誹謗中傷するのはダメだと思う。