これだけ読んでいると、「なんでそんな嫌われ者をCMに……」と思う人もいるだろうが、こういった言動を嫌う人がいる一方で、堀江氏に憧れ、型破りであると彼の言動を支持し、こういった発言を歯に衣着せぬ直言として賛美する人も当然いるし、こっちはこっちで多いのである。
完全メシのコンセプトはホームページによると、
「完全メシ」は、「日本人の食事摂取基準」で設定された33種類の栄養素とおいしさのバランスを追求したブランドです。日清食品の最新フードテクノロジーを駆使することで、栄養素独特の苦みやエグみを抑え、普段の食事と変わらないおいしさと栄養との理想的なバランスを追求しました。
たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素のほか、ビタミン・ミネラル・必須脂肪酸もバランス良く整え、しかもおいしく仕上げました。
メインターゲット層は、
健康に気を使いだす30~40代をターゲットに設定しました。栄養バランスを気にしないといけないが、自分ではどうしていいかわからない、また「栄養バランスを考えるのがめんどくさい」と思っている人たちです。(『販促会議』2023年2月号)
食事に関する情緒性が排され、利便性と合理性が強調されている感があり、それこそ堀江氏の考えを支持する層に受けそうな部分のある商品で彼をCMに起用したのも何となくわかる気がしてくる。
餃子事件
今まであげたような話は堀江氏に対する単なる好き嫌いの話と言えば、好き嫌いの話でしかない。不買運動とかするレベルの話ではないだろう。しかし、単なる好き嫌いの話では済まされない問題もある。
一つは2020年9月22日に起こった餃子事件。
堀江氏と彼の運転手兼秘書である齊藤健一郎氏(NHKから国民を守る党の参議院議員)が広島県尾道にある「四一餃子」を訪れたときに事件は起きた。