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自称広末涼子は面白いより不安が勝つ:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載560

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アタシ、今まではヒロスエの奔放さとか過去の「奇行」とかをちょっぴり面白がっていたの。デビュー当時の清純イメージや、不倫騒動前までの「良き妻」イメージとのギャップがありすぎて、そこに魅力を感じてもいたし、どれほどスキャンダルを起こしても、もはや誰も気にしない(ほんと?)斉藤由貴のように、すべてを糧にしてどんどんいい俳優さんになっていくんじゃないかと思っていたのよ。

ただ、ここまでくると、面白がってばかりいるわけにもいかないわね……。離婚騒動のとき、前夫のキャンドル・ジュンが「(ヒロスエは)2年に1回くらい心の安定が崩れる」と言っていたみたいだし、今回の件もアルコールや違法な薬物などが原因ではないみたいだし、メンタル面で何かを抱えているとしたら、かわいそうな気もするわ。

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不倫騒動から2年たち、「バラエティ番組に出演した」「台湾の音楽フェスに出演した」「高知県を舞台にした主演映画の製作が決まった」など、明るい話題もチラホラ出ていた矢先に起こった今回の事件。今後もヒロスエの活躍が見たいけど、静養が必要ならゆっくり休んでほしいとも思うし、なんとも複雑な気持ちだわ……。

 

<水曜日掲載>

PROFILE:
エスムラルダ(えすむらるだ)
1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

 

 

 

 

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