仮に同じシチュエーションであれば、松井秀喜はともかくイチローなら確実に断っていたでしょう。なぜならイチローは自分の影響力に無自覚なバカではないからです。
おそらく世間知らずの大谷は、自分がトランプとにこやかに対面し、その姿が報道されることが、どれだけ世界にとってマイナスか気づいてすらいないのでしょう。大変、痛ましいことです。
以前は野球にしか興味のなかったであろう大谷ですが、ここ数年は節操なく企業広告に出まくっていることからもわかるように、金にも大変な興味抱いているようです。
結婚もして、ようやくそんな俗なことにも関心が示せるくらいは大人になれたわけですから、今後は大谷ももう一歩進んで、社会の仕組みがわかるようになるといいですね。そうしないと、悪い大人たちに良いように利用され続けることになりますよ。
大谷翔平のせいで、民主主義の息の根が止められる時が早まるのだけは避けていただきたいものです。
初出/『実話BUNKAタブー』2025年6月号
写真/Wikipediaより(撮影/The White House)