近隣住民に迷惑をかけているといえば、「撮り鉄」をおいて他あるまい。第4位。
7月13日の午前3時頃、JR大宮駅近くの道路上に300人ほどの撮り鉄が集結していた。お目当ては15年前に引退した中央線の車両「201系」。車庫へ移動するため、久しぶりに姿を見せるこの車両を撮るために集まり、近づくと通行する車を無視して車道に飛び出し、狙ったアングルの写真が撮れると「うぉー」と雄叫びを上げていた。あまりのうるささに警察が出動したという。
普通に逮捕して。頼む。
撮り鉄の迷惑行為としては他にも新幹線を見ようと待っていた子どもを平気でどかしたり、ホームで電車を止めるほど身を乗り出したり、線路に侵入したり、人の家の庭に勝手に入ったり、日々、報告されている。いや、住居侵入罪でしょ。普通に逮捕して!
撮り鉄同士でのトラブルも多く、100万円単位の望遠レンズを何本持っているかでマウントを取ってくるという。うざっ。
マウントを取ってくるといえば、ガンダムオタクを略して「ガノタ」が第3位。
元ロンブー淳が映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のCMに出て魅力を語ったところ、ガノタたちから「ニワカが、知ったような口きくな!」と批判が殺到した。
最近、『機動戦士ガンダム ジークアクス』が話題になった際も「『ファースト(初代・機動戦士ガンダム)』すら観ていないのに何が面白いの?」とのマウントを取ってくるガノタがネット上に溢れていた。
オタクが文化を支える一方で、裾野を狭めている悪例が、ここに。
推しの使うシャンプーを飲む!?
ここまでに挙げたファンは、共感できないけど理解はできるというか、なんというか……。しかし、この世には常人の理解の範疇を超えたファンがいる。
例えば「ウェザニューサポーター」という存在。第2位に相応しい。
何せ『ウェザーニュースLive』という天気予報とそれにまつわるエトセトラを流しているだけのライブ配信を1日中見続けて、1日中コメントをし続けているのである。
なんかヌメっとしている。わけがわからないよ。「お天気お姉さんファン」の拡張版だと思いたいところだが、度が過ぎている。
檜山沙耶さんの熱愛が発覚したときのコメント欄は阿鼻叫喚。脳内でリア恋しているのだろうが、相手は真面目に天気予報を伝えているキャスターである。わけがわからないよ。