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59本目・『青春の甘き香り』その三:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載116

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フジテレビの大傑作テレビシリーズ『飢餓海峡』(1978/浦山桐郎、恩地日出夫監督)もそうだった。スチール写真が当時のテレビ情報誌にすでに出ていたが多岐川裕美が急遽降板。主演である。八回シリーズの長編でまるまるスケジュールがあいているのは新人しかなかった。のちの藤真利子である。余談でした。
ちなみに私は『新・坊っちゃん』を見た記憶がほとんどない。金曜日の夜8時だから『太陽にほえろ』を見ていたのではないだろうか。ビデオもないので裏番組は見れない。そんな時代であった。
(この項、つづく)

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『青春の甘き香り』

出演/村野武範、結城しのぶ、杉本美樹、森みつる、明石勤、河原裕昌、堺佐千夫、関戸純、岡本麗、石山雄大、鶴岡修、頭師孝雄、鈴木瑞穂
脚本/野上龍雄、森崎東、宮川一郎、下飯坂菊馬、安部徹郎、ほか
音楽/荒木一郎
主題歌/「回り舞台の上で」作詞・作曲/荒木一郎 編曲/林哲司
監督/森崎東、長谷和夫、ほか

杉作さんの新刊『あーしはDJ』(イーストプレス)が発売中!

<隔週金曜日掲載>
画像/『青春の甘き香り』のタイトルロゴ

PROFILE:
杉作J太郎(すぎさく・じぇいたろう)
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める(男の墓場改め)狼の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。
twitter:@OOKAMINOHAKABA

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