賛否両論を生みながらも、これらの行動によって彼への支持を高めてきたと言える。
全てが上手く転がったわけではない。
国会議員当選後の2013年、ツイキャス上で「ベクレてるんやろなぁ、国会議員に出すお弁当は」と発言。風評被害を招くとして批判を受けることとなった。結果として、「反原発派は福島の住人を差別・侮蔑している」「リベラル・左翼は反政府のために福島を政治利用しているが福島のことは考えていない」といった言説の根拠の一つとして未だに尾を引いている。
知人である水道橋博士がれいわから出馬することになったので2022年の参議院選挙でのれいわの選挙活動はたびたび配信で観たり、現地に行った人の話を聞くなどしていたが、「選挙フェス」と称する街宣活動は正直疑問に感じた。
一般的な知名度も、聴衆を引き付けるような一般性も感じられない演者のパフォーマンスが延々と続き、候補者が登場するわけだが、れいわ支持者以外にこれに引き付けられる人はいないであろうものだった。支持者もどうだったのだろう。こういったものは聴衆の感情を煽って選挙を盛り上げていく効果があるものであるが、そこまでの力は到底かんじられるようなものではない。
ただ、山本が壇上に立つと空気が変わる。山本を支持していない自分が見ても面白いし、引き付けられるところがある。これがあるから支持者的には満足していたかもしれない。
水道橋博士も本来は人前に立つ職業の人間であるのに選挙の場は勝手が違うのか当初は空回り気味だったが、山本が応援にくると格段に場の空気が変わる。
その後も含めて、博士以外の人のれいわからの候補の街宣動画色々見たのだが、個人として人を引き付けるような話ができている候補者としては依田花蓮他数人でしかなかったが、依田も今年1月に離党している。
今回離党が発表された大石晃子共同代表もパフォーマンス力の強いひとだが彼ほどの求心力はなかった。
本当に山本の個人的なもので成立していた政党であり、彼の引退でれいわ新選組は今までのような形をとっていることはできないだろう。
