PR
PR

鈴木エイト氏との新刊「ネットで〝真実〟を知ったつもりでデマをまきちらす君へ」とGoogle検索のAIモードがムカつく:ロマン優光連載412

連載
連載
PR
PR

意見の一致を見ないまま話が終わることも多い

2026年9月25日、鈴木エイト氏と私の共著『ネットで〝真実〟を知ったつもりでデマをまきちらす君へ』(コアマガジン)が発売された。

『実話BUNKAタブー』での二人の社会時評対談連載「YouTubeで“真実”を知ったつもりの君へ」(対談の様子は毎回YouTubeで生配信されている)を中心に、新たに収録されたテーマごとの4つの対談(こちらは未配信)と二人それぞれの書き下ろしミニコラム、望月衣塑子氏との鼎談を収録し一冊にまとめたものになる。

25年3月から約一年半にわたって芸能・スポーツ、事件、社会問題、政治などについての時評がテーマごとに時系列順にまとめられて、それに関する振り返り対談が収録されているのだが、すっかり忘れてしまっているようなことがある一方で、リアルタイムではわからなかったことが後に答え合わせがなされたり、こうなるんじゃないかと言ったことが本当にそうなっていたりと、対談している当人たちが改めて読み直して驚いたりすることもある。

このコラムでとりあげた話題もあるが、大半は取り上げていないものである。

鈴木エイト氏とは連載以前に二度ほど他誌の仕事で一緒になったことがあったが、まさか毎月時評連載を行うことになるとは夢にも思っていなかった。

この本の読みどころの一つは本来だったら二人が取り上げなさそうな話題について語っているところにあると思う。

対談で取り上げるテーマは編集部サイドが私たちに語って欲しいことを指定してくる形で決められており、その中には「え、それをなぜ俺に聞くのですか…」というものもあれば、気になってはいたが一本のコラムにするには材料が足りないので原稿化しなかったものもある。ちなみにこのコラムとは担当編集者は違っており、取り上げるテーマの傾向がこのコラムとは微妙に異なっている一因である。

このコラムの場合はテーマのアイディア出しに関しては編集氏が個人的に気になったことを私に聞いてみるという感じだが、対談連載に関しては世間で話題になっている事柄の中で二人に語って欲しいことを指定してくるという感じで、よりマスに向けたテーマが選ばれている。

PR

コラムだと「無理なものは無理」と断るような事柄でも、対談だと「エイトさんがなんとかしてくれるだろう」という心持ちで挑むことも多かった。

特にスポーツ方面の話題は完全にゴシップとか事件絡みの話しかわからないので概要とかはエイト氏にまかせて、自分は小ネタを喋るという感じでやらせてもらっている。

読みどころの一つとしてあげておきたいのが、鈴木エイト氏の普段見せないような側面が見られると言うことだ。

エイト氏というと統一教会問題にメスを入れた記者というイメージが強く、メディアでのイメージはおだやかで真面目な人といった感じだと思うが、この連載では全く違う側面を見ることが出来ると思う。

エイト氏が普段取り上げないであろう問題の時に特に顕著なのだが、わりとふざける人だし、中学生男子が喜ぶような下ネタが好きな人でもある。

また芸能絡みの話題でよく顔を出すのがエイト氏の音楽愛である。若い頃にバンドマンであったエイト氏は現代の日本の音楽シーンに対する辛口発言が多く、自分は「まあ、もともとポピュラー音楽というのは誰がやっているかという要素が大きいものなので別にいいのではないでしょうか」というスタンスでなぁなぁな感じにしがちであり、これではどっちが現役のミュージシャンなのかわからないというものである。

PR

タイトルとURLをコピーしました