第531回 佐々木希のジュエリートラブルはなぜ起こったか?
8月20日、「文春オンライン」が報じた、女優の佐々木希とジュエリー職人のAさんの間で起きた金銭トラブルの件、みなさんはご存じかしら?
Aさんはイタリア・フィレンツェでの修行やハイジュエリー工房での勤務を経て独立し、長野県松本市で自身の店を開いている、若手のジュエリー職人。Aさんは過去に佐々木さんから指輪制作を依頼されたことがあり、昨年、「第2子に将来プレゼントする誕生日ピアスを作ってほしい」と頼まれたそう。ところが、支払期限を過ぎても制作費用が支払われず、催促をしても振り込みがなされなかったため、Aさんは作業の中止を通達し、これまでの作業分の費用およびキャンセル料、合計66万円を請求。それは振り込まれたものの、佐々木さん・渡部建さん夫妻もAさんも警察に相談しているそう。
この件に関して、例によってネットでは、「そもそも支払期限を守らなかった佐々木希が悪い」「キャンセル料などを受け取っておいて、文春に告発したAさんもおかしい」といった批判が上がっているけど……。たとえば予算や支払期限、警察に相談した理由について、佐々木さんサイドは「40万円でお願いした」「期限は設定されていなかった」「突如Aさんが豹変し、連絡内容に強い恐怖を覚えた」、Aさんサイドは「予算はいくらでもいいと言われた」「2024年5月が期限だった」「代理人を名乗る弁護士から執拗に嫌がらせと脅迫が続いている」と言っており、主張が真っ向から対立。何が本当か、どちらにより問題があるのか、まったくわからないのよね。本人たちは、「自分の言い分こそが正しい」と信じているだろうし、真実は永遠に明らかにならなさそう。
あるいは、表には出てきていないけど、「佐々木さん側が軽い気持ちで、口頭で『今度ピアスも作って』と言ったのを、Aさんが本気にしてしまった」「佐々木さん側が、途中で気が変わったものの、言い出せなかった」みたいな事情があったりするかもしれないわね。