308回 恒心教からのメール
最近、ネット上で陰謀論系の人からの誹謗中傷に対する民事訴訟についての報告を見かけることが多い。埼玉医大総合医療センター感染症科教授の岡秀昭氏、陰謀論に詳しいライター雨宮純や黒猫ドラネコ氏といった人からの陰謀論団体や反ワクの人との訴訟に関する報告があがっていて、みなさん勝利もしくは勝利的和解に終わっているわけだが、民事裁判というのは通常時間もお金がかかり、訴える方の負担は大きく大変だったろうなと思う。
自分もたまにひどい誹謗中傷をネット上で受けることや、まったくもって事実ではないデタラメなことを書かれていることもあるが、裁判をすることでの負担やそういった投稿が特に広がりを見せないこともあって裁判に持ち込むところまでは至っていない。中には数年に渡りそういうことを繰り返しているアカウントもあるが、影響力もないということで証拠は取りつつ、とりあえず静観している。
あるアーティストに関する騒動でそのアーティストのファンらしき人間が二人ほど余りにひどい憶測の(というか妄想レベルの)言いがかりと誹謗中傷を自分に対してX(旧Twitter)上で繰り返していたことに関して弁護士に相談にいったことはある。これは裁判いけますよという話になったのだけれど、特に何に関することか触れずに弁護士に相談しにいったということをXで報告したところ急にピタリと辞めたので(一人は程なくして垢消しをした)「ま、いいか」と思ってそのままにした。こちらをブロックしておきながら毎日罵倒リプを繰り返すような常軌を逸脱した行動をとっていた人間が弁護士に相談にいったというつぶやきで急に黙ったので、「わりと普通だな」と驚いたのを覚えている。いろんな人に対して似たようなことをしていたらしく、なんかあちこちで揉めている人間だった。