9位 阪神タイガース
こちらも巨人に劣らぬ超人気球団。関西人に生まれたら、何も考えずタイガースファンになるしか選択肢はないので、そういう意味でも不可抗力でファンになっている関西弁をしゃべる人種は多い。
阪神ファンは関西人とほぼ同義なので鼻にはつかないが、そもそも粗暴な言葉を使って声がデカい粗暴な人たちの集団で、他地域から嫌われていることも多い。気の利いた野次を飛ばしていると勘違いしている、明るいけど面白くないファンがいるのも周知の通り。
巨人と違って、基本的に普段は弱い。しかしなぜか何十年かに一度のサイクルで強くなったりするので、そういうところがダメ男を応援してしまいがちな女性みたいな心理になって、一生ファンを止められないのだろう。ちなみに強い時期の観客動員数はエグいことになるので、そういう強いときだけ応援するシンプルな思考のファンが多いのも単純で好感が持てる。
8位 福岡ソフトバンクホークス
数年前までは、とにかくどうしようもないくらい強すぎて、パ・リーグにはもはや敵なし状態。否、むしろセ･リーグよりパ･リーグの野球のほうがレベルが高いので、以前は日本プロ野球12チームの中で最強。実際に日本シリーズでは、2年連続、巨人を4タテで降したりと、その強さは圧倒的。プロスポーツのファンには、シンプルに強いチームが好きという層がいて、その人たちがソフトバンクファンになってしまうのは、極めて自然でまったく健全。当然、柳田悠岐、甲斐拓也など生え抜きの一流選手が揃っていて、人気があるのも当たり前。
しかも福岡という地域球団なので、九州の人がソフトバンクファンでもまったく鼻につかない。
7位 埼玉西武ライオンズ
普段はほぼ東京の一部みたいな顔をしている埼玉県民たちだが、なぜかプロ野球に関してだけは、西武支持でまとまりがちなのは、逆に少し鼻持ちならない。
一時期は無敵を誇った常勝球団だったが、最近はホームランバッターばかりが目立つ大味な野球をしがち。西武の試合は良くも悪くも点が入り、素人が見ていても単純に面白いので、その意味でもファンになりやすい。つまり鼻につかないライトなファンも多いってこと。
ただし一般的には阪神に次いで、ファンの民度が低いと言われている。つまりDQNが多いわけだが、本企画における鼻持ちならないの定義は、自意識が鼻持ちならない輩を第一とするので、品性に欠けるだけのファンが多い西武はこの順位に収まった。
