そんなゲーセン全盛時代に格ゲーをやっていた人間からすると、格ゲー界にコンプラを求める風潮には正直なところ違和感があるが、かつてゲーセンという限定された空間のコミュニティ内で許されていたことが、今のネット社会では許されなくなってきているのも確か。これも時代の流れなんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。
先日、トイレを借りる為に久しぶりにゲーセンに入った時、奇声をあげるキッズ集団に遭遇した。ガンダムエクバ2をプレイしているキッズどもだった。そこだけ動物園の猿山状態で、周囲からは白い目で見られていたが、自分は込み上げる感涙を禁じ得なかった。ゲーセンの伝統文化は絶えることなく今も受け継がれていたのだ。ガンエクをやるとIQが低下するのかな。ガンエクキッズと■ンナムは謝罪しろ！
『テコンダー朴』原作者白正男連載：第8回 コナミによって人生最大の恥辱を受けた哀しき過去
『テコンダー朴』原作者白正男連載：第3回 ゲーマー･たぬかなによる低身長差別の問題の本質
文／白正男
写真／PS5-ストリートファイター6
初出／実話BUNKAタブー2023年10月号
PROFILE：
白正男（はく・まさお）
職業：義士、漫画原作者。出身成分：核心階層（抗日戦士）。正しい歴史認識と人権思想を啓蒙するため、本誌連載作品『テコンダー朴』の原作を担当。
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