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『テコンダー朴』原作者白正男による正しい歴史認識と人権思想講座 第9回プロゲーマー・マゴの不適切発言は許されるのか?

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DJというのはマゴ選手がプレイしている格闘ゲーム『ストリートファイター6』のキャラのことで、このキャラを使うプレイヤーは脳に障害があるとヘイトスピーチしていたのだ。いきなり差別かよ? 障害者に対する差別と受け取られても仕方のない不適切な発言であり、DJを愛する人への冒涜であると言わざるを得ない。

自分はスト6はエアプだからよく知らないが、某企業系ゲーム攻略サイトではDJはTier最上位として評価されていた。好意的に解釈するなら、マゴ選手は「厨キャラの厨ムーブのゴリ押しばかりやっていると脳死プレイ(=思考放棄した雑なプレイ)になりやすい」と苦言を呈したかったのかもしれない。「障害が出てくる」ではなく「脳死プレイになる」なら炎上しなかったのではないだろうか。

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昨年大炎上した元プロゲーマー・たぬかなの「身長170以下は人権がない」発言も「身長170以下は需要がない」くらいに抑えていたら許されていたかもしれない。公式大会など公の場での不適切発言は批判されるべきだが、普段の配信での発言はある程度は大目に見てもいいのではないかと個人的には思う。それでも「障害が出てくる」「人権がない」はちょっと言葉が強過ぎた。あまり強い言葉を使うなよ。頭が弱く見えるぞ。

「プロゲーマーはゲームが上手いだけの社会不適合者でしかないのだから品行方正を求めるべきではない」と擁護する意見もあるようだが、eスポーツを名乗るのであれば、サッカーや野球など他のスポーツの選手と同程度のコンプラを求められるのは当然ではないだろうか。

奇声をあげて台パンしまくっていた過去

かつてゲーセンが格ゲーシーンの中心だった時代。ヘイトスピーチなんて当たり前。台パンは挨拶代わり。奇声をあげたり灰皿を床に叩きつけて威嚇するのは基本テクニック。対戦台の向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない。かく言う自分もゲーセンキッズだった頃は奇声をあげて台パンしまくっていた。

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