両親をぶっ殺した市川猿之助が、歌舞伎役者復帰に色気を出している。厚顔無恥にもほどがあるが、これを許す歌舞伎界も歌舞伎界。この身内に甘い古い体質を変えるには、『BBC』に取り上げてもらうしかないだろう。
ナチュラルに復帰しようと画策する市川猿之助
11月17日、両親に対する自殺幇助の罪に問われていた市川猿之助の判決公判が行われ、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が下された。
気になる今後の活動だが、松竹は「本人と時間をかけて話し合う」と発表。猿之助は、10月20日の初公判の際、「許されるのであれば歌舞伎で償っていきたい」と発言していることから、歌舞伎役者復帰へ向けて動き出すものと予想されている。
厚顔無恥にもほどがあるが、復帰に色気を出す猿之助を許す歌舞伎界も歌舞伎界だ。
この一連の流れに、国民は大きな違和感を覚えている。自殺幇助とはいえ、肉親2人を殺しているのだから当然だろう。SNSは批判の声で溢れている。
「日本の芸能や伝統というのは暴力団と大して変わらない。コンプライアンスみたいなものは皆無で金儲けができれば何でもいいという姿勢」
「本当に松竹の倫理観には疑問しかない。松竹が私生活を支えるのは勝手だが歌舞伎の舞台に復帰させようなんて考えてるのなら本当にどうかしている」
「もし松竹や歌舞伎界が復帰を後押しするというなら、ジャニーズや宝塚同様、古い体質から脱却すべき時なことを知るべきです」
どれも至極真っ当な意見だ。
ジャニーズ事務所や宝塚歌劇団が古い体質を批判されている昨今、歌舞伎界だけ旧態依然が許されるわけあるまい。
このような歌舞伎の古い体質を変えるには、ジャニーズの時のように海外からの圧力が必要なのかもしれない。