結局、イベントに参加する人たちの全員の言語が違うから、わざわざやる必要があるのかなと思ったのも確かだ。水道橋博士の狂気じみた粘着性、久田将義のあの感じ、吉田豪の決して自分では手を下さずに薪をひたすらくべるスタンス。あと一応付け加えるなら、俺の適当さと無責任さ。これらを混ぜる必要はないと思ったんだよね。
とはいえ、年末恒例の沖縄の家族旅行から帰ってきた足で、『今から乗り込んでやる!』と投稿してから会場に突撃してやろうかなって迷っていた。そういうハプニング的なものをサブカル好きの人が受け入れられる度量があるかはわからないけどさ。
この件で、SNS上でサブカル好きの人たちにいっぱい絡まれてしまったが、彼らがサブカル好きのクセに、言語化が上手にできずに、よくあるフレーズに逃げるところもムカつく。
豪さんや博士は言語化のプロだと思うけれど、単なるサブカル好きの奴って、「そういうところだぞ、箕輪」とか、「これじゃない感」とか、「そっち行っちゃったか〜」みたいな、よくあるフレーズしか言えない奴が圧倒的に多い。
これまでの人生で活字しか読んできてないのだったら、もっとその部分を鍛えてほしいと思う。
『首』『ゴジラ-1.0』がつまらない
北野武監督作品の『首』が全然面白くなかった。
北野映画は『アウトレイジ』が大ファンだし、期待して映画館に足を運んだのだけれど、今作はこれがサッパリ。
やっぱり、コメディ要素を入れると駄目なのか。戦国時代が舞台なのも良くないのか、現代を舞台にした作品を撮ってほしかったな。
それと劇中で頻繁に出てくるボーイズ・ラブも、面白いとは思えなかった。