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「この漫画の最終回がとんでもない」永山薫のTOP3

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やたらめったら印象に残っている漫画の最終回。誰しもの記憶にそんな最終回があるはずです。著名人の方々にランキング形式で紹介してもらいました。今回は永山薫さんです。
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深品

1話読み切りがデフォのエロマンガ。とはいえ中には複数巻や1巻丸ごとの長編作品がある。中でも永山がベストオブベストとして挙げたいのが鋼鉄の巨人ダーティ・松本の『堕天使たちの狂宴』だ。

ド腐れヤクザが美女姉妹を拉致監禁強姦調教。さらには、姉のロリな娘まで毒牙にかける! ここまででも十分地獄だが、結末はロリ娘が逆襲に転じ、ヤクザと母&叔母をまとめて劫火の海に沈めてしまうのだ。エロス+バイオレンス+虐殺の快作である。

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お次は変態の深淵に迫るしのざき嶺の『もう誰も愛せない』と続編『Blue Heaven』全2巻。

発表当時は裏『新世紀エヴァンゲリオン』と呼ばれた異色作。少年の自分探し、居所探しが大きなテーマになっている。ジェンダーが不安定な思春期少年がドSな実姉や悪徳医師に調教&身体改造されて最後は巨乳で巨根のシーメールとなり、アイデンティティも崩壊し、流血の結末を迎える。

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最後は「なんでもあり」「ムチャクチャでもエロければいい」のエロマンガの代表としてSABEの『地獄組の女』全4巻。

悪の組織・地獄組に拉致され、怪人バニー女に改造されたヒロインが、ちょっとした弾みで(おいおい)母親や友人たちを殺害し、いきなり総理大臣暗殺を命じられるも失敗。自爆させられるが、何故か頭部だけ生還し……と冒頭部分だけでもムチャクチャだが、これが全4巻、ハメを外して続き、オーラスは地球が爆発! ヒドいにもほどがある。

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文/永山薫
画像/『堕天使たちの狂宴』(ダーティ・松本/久保書店)
初出/『実話BUNKA超タブー』2024年3月号

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