PR
PR

「この漫画の最終回がとんでもない」ロマン優光のTOP5

エンタメ
エンタメマンガ
PR
PR
やたらめったら印象に残っている漫画の最終回。誰しもの記憶にそんな最終回があるはずです。 著名人の方々にランキング形式で紹介してもらいました。今回はロマン優光さんです。
PR
PR

偉大なる失敗作の驚愕

とんでもなく素晴らしい、とんでもなく酷い、とんでもないから素晴らしい。「とんでもない」にも色々種類があるし、とんでもない最終回の漫画にも色々ある。もとから酷い出来の漫画は最終回もとんでもなく酷い場合が多いが、そんなものを紹介して面白がっても仕方がない。ギャグ漫画の最終回の狙った酷さを取り上げるのも違う気がする。

ここでは作者自身はやる気があるのに、作者本人が意図してないとんでもなさを獲得してしまった漫画を中心に紹介したい。

PR

連載漫画には最終回自体はエピローグ的な扱い、カーテンコール扱いの作品も多いわけだが、女子中学生が男子高校生に変装して高校テニスに挑み、最終的にはテニス界を制覇する『”LOVe”』(石渡治)の最終回は本来そういう物語の余韻を味わうパートのはずが、「突然の怪我でテニスを断念したサブキャラが医者になり主人公と結婚するも海外医療ボランティア中に地雷で死亡。数年後、主人公は最後にライバル(男)と再会、恋愛フラグたてて終了」という唐突な話をぶちこみ驚愕させた。サブキャラとの結婚、死別の物語ははっきりいって必要ないし、なんなんだったのだろうか。

なんだったんだろうといえば『ゴッドサイダー』(巻来功士)の最終回。「宇宙を滅ぼそうとする意識をもったブラックホールと闘いの後、再生された地球にはラシュモア山の4人のアメリカ大統領の顔のごとく、石山に彫られた主人公と仲間の顔が並んでいる」というラストページには驚愕させられた。あれはなんだったのか? 話はちゃんと終わって変でもないのに、石山の顔が猛烈に違和感を。巻来功士先生の独特のセンス・作家性が伝わってくる非常に良い「とんでもない」だ。巻来先生のベタなはずなのに何かがおかしいという特質がわかりやすい形で表れている。

タイトルとURLをコピーしました