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都知事選雑感:ロマン優光連載297

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最初から当選する気がない金儲けのためだけ・売名のためだけの大量立候補。民主主義・現代の選挙制度を愚弄しているとしかいいようがない。今回のことでは、立花氏にも何らかの処分が下るのではないだろうか。

今回の都知事選での彼らの詳しい動きに関しては選挙ウォッチャーちだい氏が自身のnoteチダイズム( https://note.com/chidaism/)で詳細なレポートを無料であげてくれているので、そちらを是非チェックしていただきたい。

しかし、こういう人たちを何年も観察し、時には裁判で争いながら、詳細なレポートを発信し続けているちだい氏には本当に頭の下がる想いである。自分だったら、3日ぐらいでつらすぎて病んでしまいそうだ。

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そういえば、つばさの党の黒川敦彦氏が獄中から立候補しているのだが、その選挙ポスターに、X(旧Twitter)のプロフィールにこのフレーズが書かれている人は地雷率が高く、またおもしろくない率が高いと言われている高杉晋作の辞世の句をもじった「おもしろきことなき政治をおもしろく」という一文が書かれていたことは記憶すべきことだろう。何の役にもたたないが。

ジョーカーのコスプレをすることを面白いと思っている河合ゆうすけ氏が面白いと思って製作した、ほぼ全裸の女性が写されたポスターもひどかった。女性の局部は河合氏の小さな画像で隠されているのだが、きっと面白いと思ったのだろう。

立候補者の総数は56人。あんまり数が多すぎて互いに埋まれてしまってるような状況であり、ドクター中松氏、後藤輝樹氏といったお馴染みの泡沫候補も目立っていないし、小林宏のような不適切発言連発でX(旧Twitter)のアカウントが凍結されてしまうようなアクの強すぎるニューフェイスも目立てていない。

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AIメイヤー氏は素顔をマスクで隠し、本名経歴などいっさい不明(実際はバレているが)という設定でがんばっており、XでもN国ネタをこすったポストをしたり、当選したあかつきにはみんなでつくる党代表の大津氏を副知事に指名すると宣言したり、色々とがんばっているが影が薄い。

悲惨な珍事が連続することで多少の珍事は誰も気にならなくなってしまっている。一つ一つの出来事の印象は強くないのに、何かおかしなことがひたすら起こり続けている感覚だけがある。

石丸伸二にも疑問

三番手、四番手ぐらいの有力候補からも何か変な感じがしてしまうのもいやだ。

陰謀論ビジネスを展開している関暁夫氏が田母神俊雄氏を応援していることが話題になっていたが、今回現場で田母神氏をサポートしている面子を調べるとユダヤ陰謀論・反小麦・反ワクチン・ジャンボたにし農法・各種陰謀論・各種スピリチュアルでお馴染みの参政党関連の人々だったというのは、田母神氏の陰謀論との親和性を物語るものだ。まあ、本人がもとからディープ・ステート発言をする人だし。今回、保守の代表というより陰謀論者の旗頭みたいになっていたことになんともいえない気分にさせられ、「前回の田母さんの出馬からずいぶん時が流れたのだなあ」という変な感慨すらある。

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