さて、この件に対しては「CA4LAのブランドイメージが下がる」「誰が買うの?」といった声が上がっているみたいだけど、アタシは例によって「他人がとやかく言うことじゃないんじゃない?」という立場。だって、「CA4LA」サイドは、三上さんの経歴やら何やらをすべて承知したうえで、コラボする価値があると判断したんだろうし(実際、コラボ商品のオンラインショップの予約分は完売しているみたい)、三上さんが言う通り、「(どれほど批判が出ても、成果が出ているから企業は使うし)成果が出なければ企業も使わなくなる」。ただそれだけのことよね。
ほかに「キッズ商品も扱っているブランドなのに、彼女を知らない子どもが検索したら、いやらしいコンテンツにたどり着いてしまう」という声もあるみたいだけど、店頭やネットの販売サイトに、商品とセクシー画像を並べているわけでもないのに、そこまで三上さんやCA4LAに配慮しろというのも行き過ぎじゃないかという気がするわ。
だいたい、大人が子どもに、一方的に「キレイ」なもの、「正しい」ものばかり見せようとしすぎるのも問題だと思うの。それより、現実に存在するさまざまなものを見せたうえで(極端にグロいものとかはアレだけど)、自分で考え、自分に合うものを選ぶという経験をさせていったほうが、柔軟で強く、真に賢い人間に育つんじゃないかしら。まあ、子どもを育ててもいないアタシが言うのもナンだけどね……。