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ASKAに藤井フミヤ、KANさん追悼ライブ『KANタービレ』が豪華すぎる:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載543

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ASKAさんのマイクの離し方は尋常じゃなかったし、大橋さんKさん佐藤さん杉山さん根本さんの声の良さと安定感はすさまじかったし、秦さん和田さんには癒されたし、谷村さんの高音も美しかった。桜井さんが歌うと、KANさんの曲も(いい意味で)ミスチルの曲のように聴こえたわ。

でも特に衝撃を受けたのが、藤井さん。とにかくすべてがかっこよかったし、歌声に魅了されたわ。小学生の時から何度となくチェッカーズおよび藤井フミヤの歌を聴き、テレビで観てきたけど(そして好きな曲もたくさんあるけど)、生で観てあんなに魅力的なアーティストだとは思わなかった……。とにかく今回の出演アーティスト、全員好きになったわ。

とにかく、「KANさんは誰かとライブをするとき、必ずコントをさせる。そのコントの台本もKANさんが書き、曲のリハよりもコントのリハのほうがはるかに長かった」とか「飲み会ではシャンパンしか飲まず、情報量がキャパオーバーになると、どんなに盛り上がっていてもスッと帰っていった」とか、KANさんに関するエピソードに爆笑し、KANさんの美しく愛に溢れた曲の数々や、時折スクリーンに映し出されるKANさんの姿に泣き、アーティストのみなさんの歌声に興奮し感動し……と、感情が忙しいライブだったわ。3時間があっという間すぎた……。まだ歌われていない名曲がたくさんあるので、ぜひ第2弾もやってほしいし、KANさんが楽曲提供したアーティストさんによるトリビュートライブもやってほしい……。

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なお、『KANタービレ』の模様は、来年1月19日(日)21時からフジテレビTWOで放映されるそう。興味のある方はぜひ見てみて!

 

<水曜日掲載>

PROFILE:
エスムラルダ(えすむらるだ)
1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

 

 

 

 

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