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川田龍平と反ワクチン:ロマン優光連載321

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321回 川田龍平と反ワクチン

川田龍平氏という人の現在の言動を考えると何とも言えない気持ちがわいてくる。立憲民主党所属の参議院議員である彼の「反ワクチン」的言動は非常に問題があることは、しばしば指摘されてきた。「シェディング(反ワクチン界隈でいわれているワクチン接種者から何らかの毒素が排出され、非接種者の健康を損ねるという現象)」なる科学的に立証されたわけでもない、多くの研究者によって否定されている現象の存在を肯定するかのような、レプリコンワクチンに関する要望書や陰謀論・スピリチュアル傾向の強い反ワクチン集会に参加したことは記憶に新しい。

20241217日、そんな川田氏のXアカウントから、

川田龍平「英国統計局で10万人規模でワクチン未接種者と接種者の死亡率比較調査の結果、2回接種者の方が死亡率が高かった。厚労省はこうした統計は持っているのか?」厚労官僚「コロナワクチン接種は死亡数の原因ではないと考えている」川田「浜松市と英統計局と類似結果が出ているが?」#予算委員会

川田龍平「ロットによって接種者全員が亡くなっているショックな統計すらある。福岡大臣は私と共に薬害再発防止議連で取り組んできた筈。コロナワクチン薬害を拡大させない決意を」福岡大臣「コロナワクチン薬害の定義は難しいので差し控えたい」川田「薬害は情報公開なしに防げない」#予算委員会

というような投稿がなされた。

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また、ロットによって接種者全員亡くなったという統計結果の存在について質問を受けて川田氏は、

浜松市と御殿場の行政データです。特定のロットを打った人全員が死亡したというこの統計をもとに情報公開と因果関係の検証を国に繰り返し求めています。

と答えている。

実際のところ、英国のものは既に過ちが指摘されているものであるし、浜松市の件は統計としての稚拙さが指摘された科学的エビデンスとしてなりたたないものである。

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