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56本目・『暗闇にベルが鳴る』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載99

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56本目・『暗闇にベルが鳴る』

怖い映画である。

最近あまり言わないけどスリラー映画である。

主人公の周辺で殺人事件が次々と起こる。

犯人は不明だ。

誰だかわからない。

主人公に謎の犯人がじわじわ近づいてくる。

刑事も犯人を捕まえようとするし主人公たちを守ろうとはするのだが微妙に微力である。

これが丹波哲郎、夏木陽介、原田大二郎、倉田保昭、岡本冨士太、藤木悠、藤田美保子といった『Gメン75』第一期フルメンバー、あるいは二谷英明、大滝秀治、西田敏行、誠直也、本郷功次郎、藤岡弘をはじめとする『特捜最前線』全シーズン全員、あるいは斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、蟹江敬三をはじめとする『スケバン刑事』フルメンバー、または山崎努、中村嘉葎雄、中尾ミエ、火野正平、河原崎健三、藤村富美男(元阪神タイガース)、伴勇太郎(闇の俳諧師)、秋山勝俊(闇の俳諧師)、マキ(屋根の男)、白木万理、菅井きん、藤田まことの『新必殺仕置人』フルメンバー、あるいはデンゼル・ワシントン(イコライザー)、藤純子(緋牡丹博徒)とかが出張っていれば主人公は安心していられる。もしも犯人が主人公を殺しても、

「よく見ろ!」

と庭掃除の老人が犯人に言う。犯人が死体をよく見たら人間ではなくマネキン人形だったりする。この庭掃除の老人はもちろん天知茂。明智小五郎である。

ま、それだとスリラー映画としては怖くなくなってしまうんだね。

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