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潜入系ライター村田らむがやらされた最悪な仕事と大嫌いな編集者を振り返る

インタビュー
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編集者 いつものページ単価と思ってました、すみません(汗)。

村田 でもめちゃくちゃ安くはなかったですけどね。出版界がまだ元気だったのかもしれません。

——その編集長が嫌いなんですか?

村田 うん。性格悪いからね(笑)。強い人で組んで弱い人をいじめるっていうのが僕はあんまり好きじゃなかったですね。仕事で何かをやらされたから嫌いなわけじゃなくて、それで言うと当時嫌だったのは某版元のKさん。

——Kさんはどんな人なんですか?

村田 K編集長に、普通ならやらないことをやったらどうなるか? って企画をやらされて。その企画は僕が全く企画会議に入れないので、どんどん依頼内容がサディスティックになっていくんですよ。

——たとえば……?

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村田 一番簡単なやつが「ラーメン屋で店主にまずいって言ったらどーなる?」ってやつで、どーなるもクソもねーよ! って話なんですが(笑)。その人は自分がやらないもんだからってどんどんエスカレートして、最終的に「ラーメン屋でラーメンかぶる」とかになって「無理です」って。しかも原稿料払ってくれないんですよ。

——金払い良いのが最後の砦なのに!

村田 僕当時結構書いてたんで、この版元だけで月の原稿料が40万くらいになってたんですけど、そのうちKさんが担当してる5万円だけが支払われないみたいな微妙な感じの未払いで、でもそこをあんまり問題視すると干されてほかの仕事もなくなるかもしれないから、無料でめちゃくちゃ嫌なことやらされてました。

——いい加減な人なのかな。

村田 使い込みで怒られてましたよ。ガールズバーで2000万使い込んだとか聞きました。

——かなり確信犯的な未払いだったんですね。嫌な仕事ってほかに何があったんですか?

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