PR
PR

もし自分が永野芽郁くらい可愛く生まれたら?:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載561

連載
連載
PR
PR

ちなみに、アタシが芽郁ちゃんを初めて認識したのは、2017年に放映されたドラマ『僕たちがやりました』。その後、2018年の朝ドラ『半分、青い。』の展開と芽郁ちゃん演じる主人公・鈴愛のキャラクターがアレだったので、芽郁ちゃんのことまで嫌いになりかけたんだけど、『3年A組―今から皆さんは、人質ですー』『親バカ青春白書』『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』あたりの芽郁ちゃんは普通に「かわいいなあ」と思いながら見ていたわ。

なお今回の件については、アタシはいつも通り、「不倫も熱愛も、当事者やその家族以外がとやかく言う筋合いはない」というスタンスなんだけど、芽郁ちゃんに対しては正直、「芽郁、やるじゃん」と思ってるわ。過去に映画『からかい上手の高木さん』の舞台挨拶で、「芽郁ちゃんが高橋文哉くんの顔についた糸をとるとき、文哉くんの手に自分の手を絡ませていた」動画とかが今になって取り沙汰されたりしているけど、なんというか、欲望(?)にまっすぐな女子って、面白くて嫌いじゃない……。いや、あれだけかわいく生まれたら、アタシだって同じようなことするかも。

てか、前からこのコラムに書いてるけど、あまりにもみんな、外見のイメージとかに騙されすぎよ……。「清純派」扱いされてる人は、男女問わずどんどんイメージを裏切って、人々の目を醒まさせてほしい。

というわけで芽郁ちゃん、しばらく風当たりキツイかもしれないけど、アタシは応援してるわ!

<水曜日掲載>

PROFILE:
エスムラルダ(えすむらるだ)
1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

 

 

 

 

↓連載記事はこちらから↓

タイトルとURLをコピーしました