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西田昌司の沖縄での失言と陰謀論大好きぶり:ロマン優光連載340

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しかし、右とか左とかそういう話ではないレベルの発言も多い。「自民党の原口一博」と例える人がいるのも、なんとなくわかる。

ようするに、西田氏は伝統的なユダヤ陰謀論を支持し、反グローバリズムで、ディープステートの実在を訴えている人物でもあるのだ。

2022年のディープステート陰謀論で知られ馬渕睦夫氏を招いてのYouTube番組では、ソビエトも中国もアメリカの背後にある国際金融資本につながる勢力・ディープステートが作ったものであるといった内容を発言。ディープステート陰謀論を連発する馬渕氏を前に、岸田総理(当時)に馬淵氏を引き合わせたい、岸田総理にもこういったことを知ってほしいとも言っていた。2019年の大統領選でのドナルド・トランプ現アメリカ大統領の落選は不正選挙によるものと馬淵氏が主張している際、西田氏がすごく神妙な顔になっていたのが印象的。

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YouTubeでのこういったたぐいの発言は、探しだしたらキリがないだろう。

スピリチュアルな陰謀論と親和性の高い右派政党・参政党について好意的に評価し、というか参政党代表・神谷宗幣の主張と西田氏のそれはほぼ一致しているので当然だろう。

元参政党共同代表(現在は離党)である吉野敏明氏の「日本人のがん・アレルギーの原因は小麦である」という主張も支持。言っておかなければならないが、吉野氏は歯科医で医師ではない。

ここまできたら反ワクチンでないと不思議なくらいだが、特に反ワクチン的な言動はみられないという意外性も西田氏は持っている。

ザイム真理教という言葉のオリジネイターは自分であるという主張とか、日本のネオナチ団体の代表と一緒に写真を撮ったりとか、細かい話も色々出てくるがさすがにキリがない。安倍派の裏金問題で411万円のキックバックについて秘書の独断だと弁明していたというエキセントリックでない話もたまにはある。

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