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「ブックオフで買った」というのは無駄な情報だから作者本人に伝えなくてもいい:ロマン優光連載246

「ブックオフで買った」というのは無駄な情報だから、作者本人に伝えなくてもいい:ロマン優光連載246 連載
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作者本人に作品を「ブックオフで買いました(中古で購入しました)」と伝えることの是非についてTwitter上の一部で話題になっているようです。

個人的な考えでは「別に相手に伝える必要がないことをわざわざ本人に伝えなくていい」ということに尽きます。

これで終わるとさすがにどうかと思うので、もう少し細かく考えていきますね。

「現行で普通に売っている作品(大前提です)を、それを普通に買うことが可能な環境にある人間が、作者には1円も収入が入らない中古で購入したということ」を本人に伝えることの是非を問われているわけですよね。「ブックオフでしか買えない環境(経済的な問題、地域的な問題)の人もいる」みたいな話は極論ですし、それにしたって、購入先をわざわざ伝える必要があるかという話にはなります。あと、中古で購入することの是非とは全然ちがう話です。中古で本やCDを買うこと自体は悪くないですし、自分もよく買います。

それはさておき、作者(作家、漫画家、ミュージシャンetc.)にも色々なタイプの人がいます。全ての人がそれを言われたからといって不快になるわけではありません。全然気にしない人もいますし、読んで(聴いて)もらっただけで嬉しいという人もいます。

しかし、「お前の作品には正規の値段で買う価値がない」と言われたような気分になって落ち込む人もいますし、相手がそういうことを言って喧嘩を売ってきたと判断する人だっているかもしれません。

売れてる人というのは、ほんの一握り、作品の報酬だけで儲けてる人は少数派です。そういうわけですから作者には経済的に苦しい人も多いですし、作品に触れてもらったら嬉しいけれども、やっぱり1冊でも1枚でも正規の値段で売れてほしいと思う人も多いでしょう。

収入だけの話ではありません。収入の話だけだったら、他の仕事をしながら活動すればいいのです。しかし、ある程度以上売れないと、出版社、レーベルから次の作品の契約をしてもらえない可能性もあるのです。活動自体の継続に関わるも可能性もあるわけです。

そういうわけで、嬉しくは思いつつも、売り上げに結び付いてないことに悲しみを感じる人もいるわけです。

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