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八王子の怪〜萩生田光一と深田萌絵の謎バトル〜:ロマン優光連載344

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当初、深田氏は内乱罪で告訴されているという発言があったが、Xの萩生田光一事務所公式アカウントがそれを否定し名誉棄損であると表明。深田氏のほうも内乱罪云々は何か曖昧になっており、現在は過去のX上の自身のポストのスクショをあげて、その〝萩生田光一先生、去年は御丁寧に脅迫状を事務所まで送付されてご苦労様でした。萩生田先生が【自民党印鑑】を私的に濫用され、党権力私物化された証拠として記念にとってます。〟という発言が名誉棄損にあたるとされたと発言している。

ちなみに内乱罪云々は「元警察官から聞いたワシントンからの情報」であるという話だが、そもそも内乱罪が適応されるわけがなく、元警察官は何者なのかとか、なんで国家謀略レベルの話になっているのかが本当に不可解である。

深田萌絵の軌跡

2003年に「株アイドル」としてインターネット番組に登場したのが深田氏のメディア出演した最初になる。当初は女子大生トレーダーとして売り出され、00年代には『私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方』『25歳の超おバカ女、早稲田に入る!!』『OL、手取り12.5万円 20才からの株式投資』といった著作を出しているが、タイトルで当時の彼女の立ち位置がなんとなく見えてくると思う。

2012年には毎日放送で放送されていたマネー情報系アイドル育成バラエティと称した『全力!銭ナール』というバラエティ番組に講師役で出演、セクシーな衣装で話題となり、この頃にグラビア活動も行っている。

そんな彼女だったが、10年代後半からITに関する反中国的言説を積極的に発信するようになり、2019年には『日本のIT産業が中国に盗まれている』という著書を発売している。

反中国的言説で保守界隈に支持されるようになり、『WiLL』誌への寄稿、同誌のYouTubeチャンネルへの出演、日本文化チャンネル桜に出演するなどの活動が活発に。

また、新型コロナ禍以降は反ワクチン活動に関わるようになり、また、前述の通り反トランスジェンダー的な活動にも進出。陰謀論界隈で大人気に。

ある意味、フリーランスの「保守」界隈の一典型であり、モデルケースにしたいような見事なまでにクッキリとした軌跡をたどっている。

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