初っ端から衝撃だった山下達郎ラジオ
山下達郎が所属する音楽プロダクション・スマイルカンパニーが、音楽プロデューサーの松尾潔との業務委託契約を終了。松尾潔が、自身がジャニー喜多川の性加害問題に触れたことが原因だと語ったことで、山下達郎とジャニーズの癒着に対する追及の声がネット上で殺到。その炎上を鎮火すべく、先週7月9日の山下達郎のラジオ番組『サンデー・ソングブック』で本人よりコメントがあったのは、ご存知だろう。
山下による本件へのコメントは、番組冒頭ではなく中盤あたりだったため、多くの人が特に興味もない山下達郎楽曲を聴き続けるハメになった。この日の放送は山下達郎のツアーが始まったということで山下達郎楽曲の話題が中心。いつものオールディーズ・ソング番組としての編成とは違うものだったのだ。そんな達郎スペシャルの回で、達郎以外でかかった唯一のアーティストがJuice=Juice。しかも番組冒頭でかかったのだから、Juice=Juiceのプロモーションとしては超・効果抜群といったところ。
7月12日に発売されたJuice=Juiceのシングルに、山下達郎『FUNKY FLUSHIN’』のカバーが収録されており、それを番組冒頭でかけたわけだ。そこでの、達郎のJuice=Juiceに対する説明が、こうだった。
「Juice=Juice。ハロプロの、え〜、ユニットでございますが、リードボーカルの方が変わりましたけど」
……リードボーカルって何？ Juice=Juiceのリードボーカルとか初めて聞いたんだけど。
Juice=Juiceは山下達郎の楽曲を『DOWN TOWN』『プラスティック・ラブ』とカバーし続けていて、達郎のラジオでも度々言及されている。達郎は音楽に関してはオタク的だから、この「リードボーカル」も適当に発言したものではないとは思われる。
