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古市憲寿のインボイスへの不満タラタラが何を今更感

社会
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誰の味方でもないことがアイデンティティで、ちょっぴり中二病感あるところがファンにはたまらない社会学者の古市憲寿さん。そんな古市さんがXでインボイス制度への不満をポストしたのですが、これが実に意外なポストでした。なぜなら古市さん、有識者という立場でありながら、これまでインボイスについて興味があったようには全く見えなかったからです。

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古市憲寿さんが唐突にインボイスへの不満を表明

社会学者の古市憲寿さんが、1月22日、インボイス制度への不満をXでポストしました。古市さんのポストは下記の通り。

インボイス制度が始まって数ヶ月が経ちますが、ひどい仕組みですね。色々とイラッとしている人も多いと思いますが、僕もその一人です。
まず大前提として、僕はインボイスの理念自体には反対じゃないんです。課税の公平性や適正性という方向性は決して間違っていないと思います。何なら財政健全化路線にも賛成で、森永卓郎さんあたりに言わせれば「ザイム真理教」の一員かもしれません。
ただ、インボイスは、実際の運用形式があまりにも時代に合ってない。
たとえばこんなことがあります。登録番号つきの領収書をもらったのですが、どこかのタイミングで印字が不鮮明になってしまったんです。これをきちんと処理しようと思ったら、いちいちお店に連絡して番号を確認する必要がある。
アマゾンとかも面倒になりましたよね。合算請求書がインボイスになっていなかったり、海外のマーケットプレイスでものを買う時の扱いとか、いちいち対応しなくちゃいけないので。
あとは領収書をもらう時、「うちは登録事業者じゃなくて」と心底申し訳なさそうに言われることがあります。全然構わないのですが、ただのお金のやり取りで関係がギクシャクしかねないって本当よくないですよね。出版社と作家間でも、そうしたことが多いそうです。
一つ一つは細かいことです。それくらい真面目にやれと言う人もいるでしょう。ですが、この国は大号令を上げてデジタル化を進めているわけです。DXとか言っているわけですよね。それなのに、この数ヶ月で紙の経理書類に翻弄される時間が明らかに増えたという人は多いと思います。しかもこの時間って、経済には大してプラスの影響を与えていない。

古市さんのポストはまだまだ続くのですが、長いので省略します。そんな長いポストになるくらい、インボイスにイラッとしているようです。

インボイスの話を遮って山本太郎さんに質問

そんな古市さんですから、インボイス導入前にさぞ反対の声を挙げていたのかと思うと……Xを検索する限りでは、1月のこのポスト以前で、古市さんがインボイスについてポストしたことはないように思えます。ググっても古市さんがインボイスについて何か発信していた様子は見受けられません。ただ一つ、古市さんとインボイスの関連で出てくるのは、山本太郎さんに「ワクチン打ってますか?」と訊いた時のことでした。

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2021年に行われた衆議院議員選挙後のテレビ特番『Live選挙サンデー』。橋下徹さんと山本太郎さんがインボイス制度について喧々諤々の議論をしていました。番組に出演していた古市さん、当然議論に参加してインボイスに関する持論を述べると思いきや話を遮って、山本太郎さんに、

「これだけ訊いてもいいですか? 本来個人情報なんでお訊きしたくないんですけど、政治家なんであえて訊くんですけど、ワクチンって山本さん打たれました?」

とぶっこんできたのです。山本さんが「打ってない」と答えると、

「それはどういう理由ですか?」

と質問。

誰の味方でもないことを気取って、あえて空気を読まない発言をする中二病仕草に強いこだわりを持っていると思われる古市さんですから、話を遮って、山本さんにワクチン接種の有無を訊いて、その反ワクっぷりを炙り出せたことには、きっとご満悦だったことでしょう。

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