第19回 もはやどうしたらいいかわからなくなってきた
この原稿を書いているのは、2023年1月に入ってから。つまり年間で最もメンエスの繁忙期とされる12月の結果が出ているわけです。ちなみに一昨年2021年12月の収支は、マイナス2万4000円。メンエスを開業してから1年6カ月の間で単月でもっとも収支がプラスに近づいた月だったりします。12月こそは! 正直、期待しかありません。
しかし、そんな期待大の12月だったんですが、結果はマイナス20万2300円。
おかしくない? 11月はマイナス34万9100円だったので、改善こそしていますが、一番期待のできる12月がこれとは…。
もはやどうすればいいのかわからなくなってきたので、受付代行をお願いしているJADEの瀧社長に最近のメンエス業界の動向を聞きつつ、「ふくらみカルテ」へのアドバイスをいただきたいと思います。瀧社長の会社は、80店以上のメンエスの受付を代行しているので、かなりリアルに業界の動向を把握しているのです。
まずはもしかしてなんですが、そもそもメンエス業界全体の調子が悪かったりします?
「まったく、そんなことはありません。うちで受付しているメンズエステ1部屋の1日あたりの平均コール数は2.8人です。これが繁盛店だと4.7人になります。人気のセラピストさんだと、営業スタート時点で3~4本くらいの予約が入っていますね」(瀧社長)
なるほど…。ちなみに「ふくらみカルテ」の12月の1部屋あたりの平均コール数は0.9人。他の一般的なメンエスの3分の1以下、繁盛店とは5倍の差があるわけです。わかってはいましたが、数字を突きつけられると半端ないですね。「ふくらみカルテ」、とんでもない不人気店です。
「あとはセラピストからの予約が圧倒的に少ないと思います。多いお店だと4ルームで月間90本、1日3件くらいはセラピストさんがTwitterなどで予約を取ってきます」(瀧社長)
セラピスト予約は、おそらく月に5本以下かと…。やっぱりもっとセラピストにTwitterやってもらうしかないですね。