「お客さまは平均2万円程度という高いお金を払うので、とにかく少しでも情報が欲しいんです。なのでTwitterは重要ですし、写真も多いいほうがいいし、プロフィールも詳しいことが大切なんです」(瀧社長)
確かに2万円は大金なので、お客さんが絶対に損したくないと思うのももっともです。自分でも2万円以上の買い物するとしたら、情報収集はすると思いますし。あとぶっちゃけ「カラマーゾフ」から店名変更したことの影響はどう思われますか?
「夏からのデータを見せていただきましたが、7月が一番よくて徐々に悪くなっているので、11月、12月の数字も店名を変えたことがマイナスだったとは思えません。まだ様子見といったところじゃないでしょうか。あとは集客広告の見直しですね。『メンズエステランキング』と『エステナビ』に出しているとのことですが、最近は『エステ魂』が集客効果が高いと言われています。チケット発券機能が付いているんですが、有効に使えばかなり集客につながります。あくまで私見ですが、『エステナビ』は止めて『エステ魂』に切り替えたほうがいいと思いますよ」(瀧社長)
そうなんですね。これはさっそく2月から切り替えます。むしろ『エステ魂』は有料どころか、無料登録すらしてないので、すぐにやっておきます。
「そういう基本的なことができていないのも問題だと思いますよ。例えば『メンズエステランキング』にしても、他のお店は割引情報を載せたりはマストでやっています。それにセラピストも1人しか登録されてないじゃないですか。在籍セラピスト全員ちゃんと登録するのが普通なので、これもよくないですね。せっかく広告代払ってても、これだと意味ないです」(瀧社長)
なんだか不人気店の理由がわかった気がします…。
「受付をやらせていただいているので、お客さまの数が少ないのはわかっていたんですが、昨年11月のマイナス35万円とか、想像よりも全然酷いのでびっくりしました。月のランニングコストが約50万円ということなので、単純計算で月に91人、1日あたり約3人お客さんが来てくれたら損益分岐点を超える計算になります。正直、ぜんぜん不可能という数字ではないです。ちゃんとやればいけるはずです」(瀧社長)