第5回:鶴岡八幡宮に50万奉納
先日、某日刊紙やそのWEB版に蛭子さんが鶴岡八幡宮に50万奉納したというのが記事になって飛び交っておりました。
奉納! しかも50万も!! ケチで信心とは無縁に見える蛭子さんが競艇に50万かけたんならともかく、神社に奉納と聞いて驚いた方々も少なからずいただろう。
実際は蛭子さんが、ではなく蛭子さんの奥さんが信心深く、それに付き合って行きがかり仕方なくしただけで、蛭子さん本人には一切信心などないと私が言うまでもなく、記事本文中でマネージャーのMさんが語っておられたがその通り。
ま、ある意味ですが開運のカミであり神話時代まで遡ることの出来る〈蛭子〉姓なんだから出すより幾らか奉納される側だとご本人は思ってい……ないか、それすら。
とにかくこのヒトの頭の中には神仏の存在も信心のかけらすら一切ないのである。
でも、抗いようのない大きな力に素裸で「帰依」しそれへの「信心」は強固に過ぎる。と、妙な文章展開だが、鶴岡八幡宮に50万奉納して尚も神仏を信じない蛭子さんにとって絶対的な「信仰」の対象がありそれは何かと言えば、「現実」に他ならない。