第560回 自称広末涼子は面白いより不安が勝つ
4月7日夜、新東名高速道路で、俳優の広末涼子（以下、ヒロスエ）が運転していた車が大型トレーラーに追突。その後ヒロスエは、搬送された静岡県島田市の病院で、看護師を複数回蹴ったり腕を引っかいたりして軽傷を負わせ、8日午前0時20分ごろに傷害容疑で現行犯逮捕。さらに静岡県警は10日午前、危険運転致傷の疑いで、東京都世田谷区にある広末の自宅を家宅捜索したとのこと。なお広末、事故直前に立ち寄った浜松サービスエリアでは、突然、他人に自分の名前を明かして話しかけるなどの行動をとり、取り調べ開始後も大声を出し、歩き回ろうとするなど取り乱した様子だったそう。
アタシが事件について知ったのは8日朝。友人からLINEで「自称広末涼子容疑者逮捕！」という記事が送られてきて、多くの人同様、てっきり「自称・福山雅治」（約10年前、万引きで逮捕された中年男性が、顔も本名も全く似ていないのに、警察の取り調べに対し「福山雅治」と名乗り、「自称福山雅治容疑者」と報道された）的なやつだと思っていたので、本人だと知って本当にびっくりしたわ。そして、あからさまに本人であっても、身分証明書の照会ができないと「自称」がつくことにもびっくり。てか、きっとサービスエリアで話しかけられた人も逮捕した警察官も、「たしかに顔や声は広末涼子に似てるけど……本当に本人？」と、びっくりしたんじゃないかしら。
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