また、17年12月に埼玉県議団による原発の再稼働を求める意見書では中心的な役割をはたし、トランプ大統領と同じで地球温暖化は嘘だと思っている、宇宙エレベーターが開発されたら原発の廃棄物は宇宙に捨てればいいと語っていて、若干エセ科学信者の匂いのする発言もしている。
こういう風に右派的要素・左派的要素・スピ的要素が入り交じった人である。
ネットの自称・保守の人たちの中には自民党埼玉県議団が全国に先駆けてLGBT条例を制定したことや、「選択的夫婦別姓制度の導入に向けた国会審議の推進を求める意見書」を提出したことと今回の件と結びつけて、リベラル・左派の仕業であるとする人たちもいる。
左右双方に、敵陣営が犯した問題であるとして叩いている人たちがいるのである。
彼は「独立行政法人福祉医療機構(WAM)」支援制度を悪用したとして告発されたり、コロナの自粛要請期間中に大人数で会食をしたり、彼に関する不祥事の話が多い人でもある。
埼玉県のLGBT条例の可決の際、投票を拒否した若手に対して埼玉県議団の幹部から怒声が飛んだという話もある。その声の主が彼なのかどうかはわからないが、そういった抑圧的な団体運営に関わっているとはいえるだろう。
そういった今回の改定案と不祥事エピソードを絡めて考えると、自分本位で強引なタイプなのではないかとも思えてくる。