民間学童運営会社ウィズダムアカデミーが経営する人気の学童の社員が少なくとも3人の児童に性加害を行っていたことが判明し、強制わいせつの罪で逮捕・起訴されたことが報道されました。とはいえ、特に驚くべきことではありません。児童相手の職業を選ぶ男性は、性的な意味で子どもが好きである可能性が非常に高いからです。学童や塾は子どもにとって最も危険な場所と言っても過言ではないのです。親たちはそれを肝に銘じるべきでしょう。
子どもに関わるビジネスを行う民間企業に小児性愛者は集まる?
子ども相手の性犯罪の前科・前歴のある教職員たちが懲戒免職された後の受け皿として機能しているのが学習塾の講師です。教師になろうなんて人間は邪な意味で子どもが大好きなので、やらかして解雇されても、また子どもと接触できる仕事を求めるのです。
先日も中学受験塾の名門「四谷大塚」の森崇翔(24)と中村成美(26)なる2人の講師が共謀して、教え子の女子小学生の下着をスマホで盗撮し逮捕されています。2人はいわゆる“ロ●コン同好の士”で盗撮画像を共有したり「次はどの子にするか」と相談していたそうです。
身の毛もよだつ話ですが、これが一般的な学習塾の現実です。彼ら以外にも塾の講師が子どもに対するわいせつ行為で検挙される例は枚挙にいとまがありません。しかもそれは氷山の一角に過ぎないのです。まさに学習塾の実態は小児性愛者のパラダイスなのです。
しかし政府が現在検討している「日本版DBS」が導入されたら、性犯罪歴のある人は塾の講師になれなくなる可能性があります。この制度では、性犯罪に関する法律に違反し、有罪が確定した人はデータベースに載せられます。そして学校や保育所、児童養護施設などが人を採用する際には、性犯罪歴の有無をデータベースで照会することが義務付けられます。
結果、性犯罪歴のある人は、教師や保育士といった公的な職業に就くことは事実上不可能になります。
同様に民間の学習塾や習い事など子どもに関わるビジネスを行っている企業は、この制度を任意で導入することができ、採用時には性犯罪歴データベースの参照が可能となります。