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月島さくら×ろくでなし子“真のフェミニスト”対談「私たちはなぜフェミニストからもアンチフェミからも攻撃されるのか」

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ろくでなし子さんもこのエピソードに共感したうえで、「でもやっぱり女性の体と性を自由にすることを考えてるから、私ってフェミニストだなって思った」と話すと、月島さんも「私も女性の権利を主張してるし、それってやっぱりフェミニストだよね」と共感を示しました。

しかし、いざフェミニストを名乗り始めると、意外なことにフェミニストから批判されるようになったのです。

ろくでなし子さんの「デコまん」(自身の女性器を型取ったアート作品)はフェミニストの上野千鶴子さんから「男性の性的な喜びに加担している」と批判されました。月島さんも自らの意思でAVに出演していることを、名誉男性(男性社会で成功してきた女性の意/女性の敵となる女性)と揶揄されています。

自身の女性の体を使って表現することについて批判してくるフェミニストに対しては、ふたりとも疑問を抱えているようです。

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月島さんは「彼女たちは、女性が自らの意思で好んで性的な表現をしていることが理解できないんですよね。女性は性的なものが嫌いだっていう先入観がある」と考察します。

ろくでなし子さんは「自分たちフェミニストが一枚岩だと信じて疑わないようで、同じ意見じゃないと敵になっちゃうみたいなんです」と話しました。続けて「いろんな考えの人がいていいから、(そういう人たちのことも)フェミニストとして認めてはいますよ。共感はできないですけど。でもフェミニストって言うと表現規制したがる人たちみたいなイメージになってるから、それは違うので、私みたいなフェミニストがいてもいいと思う」と話しました。

攻撃されても自身の考えを発信することはやめない

フェミニストを名乗れば、アンチフェミニストからも批判されます。ただし、活動期間が長くなると、だんだんと批判は減るそうで、去年から声を上げている月島さんが「(アンチフェミニストから)怒られます」と話す一方で、10年ほど前から活動しているろくでなし子さんは「もう無視されてる」と話しました。

「最初はフェミニストってだけでオタクの人たちから、すごい嫌われたんですよ。でもマ●コは猥褻じゃないって言い続けてたら、こいつは表現の自由を守ろうとしているって、オタクの人たちから擁護されるようになってきました」

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