「こういうことはあんまり言わないほうがお仕事もあるし、人気が出るのは当たり前なんですけど」としたうえで、「台湾で三上悠亜さんが始球式に出た時も、子どものいる場所に出ないでほしいって意見があったりとか、関西の音楽フェスに深田えいみさんが出た時も、6歳から入れるフェスにAV女優出すなって言われたりして、女性が活躍することに対してどうしてそんなこと言うのかなって。そこで裸になってるわけでもないのに、悲しい気持ちが強くて、どうしたらこの状況を変えられるのかなって毎日悩んでばかりです」と性産業の女性が活躍する場を案じていました。
精神的に大変な思いをしていそうなふたりですが、意外なことに「寝たら忘れる」という強靭な共通点を持っていることがわかりました。
「何日も総バッシングされたままレスバが続くと流石に疲れるんですけど、それ以外は寝れば忘れちゃうんで」と月島さん。ろくでなし子さんも「忘れる力って大事ですよね。私も寝れば忘れちゃう」と同感していました。
「私なんかもう(反論があると)楽しくなっちゃって。また来たか! みたいな」と、ろくでなし子さんが笑います。
販路を断たれた例のAVにモデルはいる?
ろくでなし子さんが月島さんと交流するきっかけになった「例のAV」について伺うと、月島さんが経緯を話してくれました。
「あのメーカーさん(FALENO TUBE)が、AV新法を面白くしたAV(『業界激震!?AV新法のせいで女優さんのドタキャンで撮影中止になるのを回避させたい監督に懇願されAV出演させられた社員ADの私。「中出しまでされるなんて聞いてませんよ!!」』)を撮っていて、当時すごい叩かれて炎上してたんです。それに対して、私が『面白いから売れてほしい』って宣伝してたら、メーカーさんからコメントがあったので、『私も炎上する作品に出たいです!』って言ったのがきっかけです」