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箱根駅伝で正月早々大学生が苦しむ姿を見て喜ぶ愚行

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実際、1956年には専修大学の学生だった小山国夫選手が交通事故にあって死亡している。 そんな痛ましい事故が起きているのにもかかわらず、試走する選手は後を絶たない。選手がバカというよりもそのような気持ちにさせる箱根駅伝というもの自体が問題だろう。 任された区間を好タイムで完走したい。できることなら区間賞を取って、区間新を叩き出して、そしてみんなから“神”と呼ばれて持てはやされたい。 初代“山の神”と呼ばれたのは順天堂大学の今井正人。二代目は東洋大学の柏原竜二。三代目は青山学院大学の神野大地。

神と言えば2017年3区で区間賞を獲った青山学院大学の秋山雄飛は“湘南の神”と呼ばれ、6区で区間賞を獲った日本体育大学の秋山清仁は“山下りの神”と呼ばれていた。 2人も神がいるし、両方とも秋山で、ややこしい!

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ちなみに柏原竜二が1年生でいきなり5区の区間新を出した当初は東洋大学だけに“東洋の魔神”と呼ばれていたりしたのだが、要するにショーの主役を愛称で呼ぶことでショーを盛り上げて、視聴率を上げるのが目的だということだろう。 その昔、大して実力もないのに“ハンカチ王子”と呼ばれていたマスコミの犠牲者を思い出してしまう。

さすがは甲子園に負けず劣らず残酷なショーを展開する箱根駅伝ですね! ショーが盛り上がり視聴率が上がれば上がるほど、どんな手を使っても箱根駅伝に出て名前を売りたいという大学も出てくるわけで、1989年の山梨学院大学2区の登場したジェセフ・オツオリ以降、アフリカ人留学生を連れて来る大学が後を絶たない。 正直、金に物を言わせてアフリカ人を無理矢理留学させたかのような、悪いイメージしか付かないと思うのですが、それでいいんですか? 正気ですか?

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